シャコとは・・ |
北海道以南の暖かい海の内湾や内海の砂泥底に生息しています。 富山県や青森県ではガサエビ、福岡県南部ではシャッパ、筑後地方、熊本県ではシャクとも呼ばれています。
シャコ類は、全世界で約 450 種が知られ、その大部分が熱帯・亜熱帯の沿岸域に生息している。そのうち、日本では 56 種が生息し、瀬戸内海では、シャコ、スジオシャコ、セスジシャコ、ナンキシャコ、トゲシャコ、クロビシトゲシャコ、オキナワシャコ、サヌキメボソシャコの 8 種が確認されています。昔、シャコは瀬戸内海ではあまりに多く獲れていたため値がつかず、畑の肥料にされていた時代もありましたが、現在は海底の環境悪化、高水温などの影響でシャコの漁獲量が大幅に減少しています。
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旬 |
岡山・香川等の瀬戸内海では 10月〜11月前半この頃が身が詰まっておいしいですが、子持ちはいません。
子持ちは3月〜5月は子持ちが多い時期です。
それを超えると2番子ができますが、水温が高くなるので鮮度が落ちやすくあまりおすすめできません。
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岡山県でシャコを使った郷土料理 |
シャコ丼
・・・岡山県笠岡市でシャコをフライにしたものをカツ丼のように 卵にとし、丼に盛ったご飯の上に乗せたものです。
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シャコの天ぷら
・・・そのまま食べたり、天丼や、天ぷらうどんの上に乗せたり します。
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ばら寿司・・・岡山県の郷土料理のばら寿司に地域や季節によってシャコが用いられます。
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